2020/09/13(日)
ギックリ腰には安静か?
カテゴリー:腰痛
まずギックリ腰といえば「安静」というのが今までの常識でした。
しかし最近では痛みがあってもできるだけ動くことが腰痛改善の近道と言われています。
フィンランドで、腰痛を発症した人を①なるべく安静②出来る限り日常動作を行う
の2つの群に分けた研究を行ったところ①より②群の人の方が腰痛が早く回復したという研究結果が出ました。
現在はベッドでの安静は最大2日までで、動けるなら初日からどんどん動ける範囲で動いたほうがいいとされています。
(もちろん重い荷物を持ち上げるなど過剰に負荷のかかる動作は控えて下さい)
安静にすると良くない理由は、2~3日動かさない事により背骨についている小さな筋肉(多裂筋・回旋筋)が委縮し、なかなか戻らないからではないか。といわれています。