2020/09/12(土)
ヘルニアの真実
あなたが腰痛で病院で検査をし、医者から「椎間板ヘルニアですね」と言われたらどう思うでしょう。
「椎間板ヘルニアなら腰が痛いのもしょうがない。これは手術しないと根本的には治らないのかな。」と思う方も少なくないと思います。
ところが実は椎間板ヘルニアと腰痛は、ほとんどの人で無関係なのです。
1995年に国際腰痛学会が出した論文によりますと
「腰痛が無い人でもMRIを散ると76%に椎間板ヘルニアがみつかった。」とあります。
つまり椎間板ヘルニアは珍しくなくむしろ大多数であり、しかも多くの場合痛みが出ていないという事になります。
あなたはこんな話を聞いたことがないでしょうか。
「椎間板ヘルニアの手術をしたら楽になったよ。でもしばらくするとまた痛くなってきたんだ。」
短期間とはいえ手術して楽になったんだったらやっぱり手術が効果あったのでは?
そう感じるかもしれませんが、実は多くの場合ヘルニアを取ったことでなく、手術の際の麻酔が緊張していた筋肉を緩めたことにより楽になった可能性があります。
実際、海外では椎間板ヘルニアの手術はほとんど行われなくなっており、本当に手術が必要なのは全体の3%に過ぎないといわれています。
あなたも、もし椎間板ヘルニアと診断されても手術以外の方法が無いか
諦めずに信頼できる病院や施術所に相談してください。